中国の漢詩

韓愈「左遷至藍関示姪孫湘」意味・現代語訳と対句を解説

韓愈の「左遷至藍関示姪孫湘」は、皇帝への諫言で潮州へ左遷された韓愈が、雪の藍関で家族との別れと死の覚悟を詠んだ七言律詩です。 中唐を代表する韓愈の作品の中でも、政治への信念、都を去る悲しみ、南方への旅の不安が八句に凝縮されています。意味だけ...
2026.09.08
中国の漢詩

王維「過香積寺」を解説|現代語訳・読み方・五言律詩

王維の「過香積寺」は、深山の静けさと禅の心を、鐘・泉・松の感覚的な描写で表した五言律詩の名作です。 とりわけ「泉声咽危石、日色冷青松」の二句は、音と光まで冷ややかに感じさせる王維らしい表現です。ここでは原文と読み方、現代語訳、五言律詩として...
2026.09.08
中国の漢詩

王昌齢の「従軍行」と「出塞」を解説|読み方・意味と魅力

王昌齢の「従軍行」と「出塞」は、辺境の孤独、戦場の決意、長く続く戦争への思いを七言絶句の短い言葉に凝縮した唐代を代表する辺塞詩です。 同じ王昌齢の作品でも、兵士が故郷の妻を思う詩、勇壮な決意を歌う詩、過去の名将を思い起こす詩では印象が大きく...
2026.09.08
中国の漢詩

張継の七言絶句の名作「楓橋夜泊」を解説します

中唐の詩人、張継のあまりにも有名な七言絶句の「楓橋夜泊」を紹介します。晩秋の寒々とした夜の景色を詠った名作です。 張継の「楓橋夜泊」の内容は 楓橋夜泊の原文は次のようなものです。 楓端夜泊 長継 月落烏啼霜満天 江楓漁...
中国の漢詩

王維の「元二の安西に使いするを送る」の解説と使い方

王維の「元二の安西に使いするを送る」を紹介します。この詩は友人がはるか彼方に仕事で出かける時の送別の詩として有名です。 若さ溢れる生き生きとした表現と友人をおもう気持ちが精一杯表現されている名作です。 王維の「元二の安西に使いするを...
2022.02.04
中国の漢詩

李白の静夜思を鑑賞し日中の違いを考える

李白の五言絶句の傑作と言われている「静夜思」の解説とそれにまつわる話を紹介することとします。 この作品は李白が仕官を求めて、諸国を巡り、湖北省安陸の小寿山にいた頃の31歳の作品と言われています。李白が故郷を離れて10年は経っているでし...
中国の漢詩

王維の鹿柴(ろくさい)により自然の静けさを楽しむ

王維は盛唐期の大詩人ですが、若くして科挙に合格し王朝での高官を歴任していましたが、若くして仏教に帰依しており、長安近郊の網川に別荘を構え、世俗と距離を置いた静かな暮らしをしていました。その網川荘で読んだ有名な「鹿柴」を取り上げます。 王維...
2022.02.02
中国の漢詩

杜甫「絶句二首」を解説|読み方・意味・押韻と対句

杜甫の「絶句二首」は、成都の春景を描きながら、平穏の喜びと帰れない切なさを対照的に詠んだ五言絶句です。 一見すると、燕や鴛鴦、青い山や赤い花を描いた美しい春の詩です。しかし二首を続けて読むと、安史の乱以後を生きた杜甫の心の揺れが、静かな風景...
2026.09.08
中国の漢詩

南宋の真山民の山中月を読んでみましょう。

南宋の真山民と言われている経歴も良くわからない方の漢詩を読んでみることにします。内容は平易でとても美しい漢詩です。秋の月を眺めながら口ずさめば、清々した感じになりますので、お試しください。 真山民の山中の月はこのような漢詩です 原文は次...
2021.12.01
中国の漢詩

杜甫の七言律詩の名作「登高」の鑑賞と漢詩の構成の解説

杜甫の晩年に詠まれた七言律詩の名作「登高」について説明していきます。 この詩は杜甫が放浪の旅を続けて重慶で作られたとされており、律詩に優れた杜甫の作風が十分に描き出されています。前半は風景描写から始まり、後半はこれまでの人生を振り返る...
2021.12.01
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